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クイーンのギタリスト、ブライアン・メイは、独特な奏法とともに個性的なサウンドで多大な影響力をもつギター・レジェンドの一人です。AC30を壁のように積んだステージ・セットは彼のトレード・マークとして世界的に有名ですが、レコーディング用の機材となるとあまり知られていません。 |
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| 信じられない話ですが、多くのレコーディングには、1970年代初期、クイーンのベーシスト、ジョン・ディーコンがブライアン・メイのために製作した「ちっぽけな自作アンプ」で録音されているのです。製作者の名前を取って「Deacy(ディーキー)」と名付けられたこの小型アンプは、カー・ラジオの基板から取ってきたと思われる当時でも時代遅れのソリッドステートの単純なアンプ回路を使っています。この回路を1960年代のコンパクトなブックシェルフ型ハイファイ・スピーカー・キャビネットに組み込み、小さなウーファーとツイーターが鳴るようにしました。しかし、Deacyアンプの入力インピーダンスが非常に低いため、アンプの前にブライアン・メイ自家製のトレブル・ブースター(実際にはやや上寄りの中音域をブースト)を繋ぐ必要がありました。 |


Photo by Richard Gray

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これに、ブライアン・メイ自作の有名な“レッド・スペシャル”ギターで弾いた時、信じられないくらい美しく、未曾有のギター・サウンドが実現したのです。個性的で素晴らしいオリジナル・システムのサウンドは、数々の名曲を生み出す原動力となりました。 |
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Deacyアンプは、入手困難なパーツを使用しているため代用の利かないアンプでもあります。また、ブライアン・メイのサウンドを再現したいというギタリストのリクエストも多く、Deacyアンプは羨望の的でした。そこで、ブライアン・メイとVOXのコラボレーションにより、オリジナルDeacyアンプとトレブル・ブースターを忠実に再現したアンプがBrian May Specialなのです。このBrian May Specialは10W、1×6.5インチ・スピーカー搭載のコンボ・アンプで、ブライアン・メイのハンド・メイド・システム “Deacyシステム”(Deacyアンプ/トレブル・ブースターのコンビネーション)と同じサウンドを出力します。また、オリジナルDeacyアンプにはコントロール類が一切無かったのに対し、Brian May Specialにはゲイン、トーン、ボリューム、ゲイン・ハイ/ロー・スイッチや、外部アンプに繋げることができるブースト・アウトプット、外部スピーカー・アウトプットも搭載し、抜群の弾き心地と優れたサウンドに加えて多彩な機能を獲得しました。さらに、スピーカーからマイクで拾ったDeacyシステムの音色をシミュレートしているレコーディング/ヘッドフォン・アウトプットも搭載していますので、MTR等に繋げば即、ブライアン・メイのサウンドがレコーディングできます。Brian May Specialの登場により、ブライアン・メイはもちろん、誰にでもあの独特のサウンドを手に入れることができるのです。 |
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Brian May Specialに搭載しているトレブル・ブースターはブライアン・メイがステージやスタジオでAC30を弾くときに必ず使用しているトレブル・ブースターを完璧に再現したものです。また、Brian May Specialには、外部アンプをブーストさせるブースター・アウトプットを搭載していますので、トレブル・ブースター単体としての使用も可能です。接続したアンプからスムーズなオーバードライブ・サウンドを引き出し、サステインと美しい倍音を増加させることができます。 |
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