From Professionals - プロフェッショナルが語るDSDオーディオの世界。

From Professionals - プロフェッショナルが語るDSDオーディオの世界。

更新情報
・溝口肇のコメントを掲載しました。(2013年11月19日)
・本間昭光のコメントを掲載しました。(2013年11月1日)
・上畑正和、世武裕子、山田ノブマサのコメントを掲載しました。(2013年10月4日)
・オオルタイチのコメントを掲載しました。(2011年6月22日)
・藤田厚生のコメントを掲載しました。(2011年3月31日)
・高木正勝のコメントを掲載しました。(2011年1月11日)
・高野寛、古川尚篤の2氏のコメントを掲載しました。(2010年12月17日)
・杉山勇司、JUZU a.k.a. MOOCHYの2氏のコメントを掲載しました。(2010年7月28日)
・三浦瑞生、藤本敦夫、飛澤正人の3氏のコメントを掲載しました。(2010年6月17日)
・オノ セイゲン、渋谷慶一郎、ジョー奥田、ZAKの4氏のコメントを掲載しました。(2010年6月8日)

溝口肇

チェリスト/作曲家
 

私がデビューした頃はCDが出てきた頃で、録音には24トラックの最新鋭デジタルレコーダーを使ったのですが、自分のチェロの音が好きと思うことがありませんでした。アナログレコーダーで録った音は好きでしたが、他は何か違和感がありました。1年前ベスト・アルバムで1曲、チェロとハープのデュオをDSD録音しましたが、非常に音が良かったことがずっと頭の中に残っていて、次回もDSDに挑戦したいと思っていました。今回、自分のレーベルでCDを作るにあたって、無志向性マイク2本とMR-2000Sで録りましたが、初めてデジタルレコーダーで録音された自分の音が「あ、良いな!」と感動しました。テレビがアナログからデジタルに替わり、今は4K、8Kという時代が始まりつつありますが、DSDはその4K、8Kなのかなと思います。テレビが「見える」ようになったように、音も「聴こえる」ようになった。ホールで音質のバランスを取る際、マイクを10cm高くしたり、離す、近づけることが「聴こえる」のです。これが大変なんですよ(笑)。素晴らしい機材で良いものを作るには、作り手にも多くのスキルを要求される、と言うことを再確認しました。チャレンジしがいのある、とても楽しい作業です。

溝口さんがDSD録音にチャレンジしたニュー・アルバム『Cello Bouquet (チェロブーケ) 』は2013/11/21発売です。

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本間昭光

ミュージシャン/プロデューサー
 

スタジオでのマスターをアナログにこだわってきた私も、もはやほぼ全面的にデジタルを許容しなくてはならない状況になり、そんな中、周りのエンジニアが次々とKORGのDSD機器を導入しているのを見て興味を持ち、実際にいろいろな環境の元で聴き比べをしてみました。本当に目から鱗な状況でしたね。およそ、考え得る様々な環境での録音ソースを様々な環境でモニターしてみたのですが、その自然さに圧倒されました。全てがナチュラルかつパワフル。音場の上下左右奥行き感全てが好印象でした。

折しも個人スタジオ をリニューアルしていたので、迷い無くMR-2000Sを導入したのです。

お陰様でストレス無くマスター制作が執り行えております。

一番のメリットは制作時のイメージと同じ状況で音源の受け渡しが可能だと言うことですね。もちろん相手によってはここまで音質にこだわってもPCやスマホでしか聴かない方も多いですが(苦笑)、MR-2000Sを手にしてからは今までより深い自信を持って提出出来ています。

AudioGateも様々なファイルへの変換をより良い環境で操作できるので重宝してます。簡易編集も便利ですしね。

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上畑正和

作曲家/ピアニスト
 

KORGのDSD録音機器は発売当時から使わせていただいてます。MR-2は、可動式の高音質マイクが内蔵されたのが一番ですね。フィールドからライブまでいろいろ活用しています。置いたとき、3脚に取り付けたとき、手持ちのときで角度を変えれる便利さを実感しました。ヘッドフォンアンプの音も良くてモニタリングがしやすいです。スピーカーがあれば文句無しですが欲張り過ぎでしょうか。MR-2000Sは、なんといっても5.6MHzの録音でしょう。これはつたない説明よりもホール録音の音をダウンロードして実際に聴いていただくのが一番ですね。

DSDフォーマットについてですが、素直に音がいいと感じています。最初に聴いたのは、チェンバロの作品集をホール録音したときです。あっけにとられる程に驚きました。録音であんなに空気感を感じたことは初めてです。それ以来、逆に信用しすぎないように意識する程です。

あと、AudioGateは、いろんな変換が出来るのでDSDだけでなく他のフォーマットの変換に使うことも多いです。変換時の音質がストレートで気に入っています。DSDファイルの簡単なエディットができるのは助かります。

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世武裕子

ミュージシャン
 

私がメインで使用する楽器はピアノで、今まで何度もピアノの録音をしてきました。鍵盤を通じて身体に伝わる感覚や、目の前の空間に広がる倍音がピアノの魅力のひとつだと思うのですが、その体感を音源にそのまま残すというのが、とても難しいと感じてきました。DSD録音を体験して、ピアノ録音の可能性が広がっていくのかなという可能性を感じて嬉しくなりました。

DSDでレコーディングした「やもり」という楽曲では、等身大のピアノの音色が音源として表現された実感があります。今回は弾き語りに挑戦をしたのですが、ピアノの音というのは本当にふくよかで、自分の歌声を掻き消してしまうようなところもありました。この録音を経て、今度は歌声もピアノと同じように響かせながら、DSD録音に挑戦したいなと思います。

一部のマニアの中でだけではなく、こうして良い音で聴いてもらえる機会が増えるといいですね。私自身もiPhoneやiPodで音楽を聴く機会が圧倒的に多くなってしまっていますが、それだけではちょっぴり悲しいですから。

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山田ノブマサ

レコーディング・エンジニア/プロデューサー/ドラマー
 

マスターはなるべくアナログに拘ってきましたが、メディアの入手が難しくなる現状で、この先のマスターをどうしようかと思っている時にKORGのDSDレコーダーMR-2000Sに出会いました。

DSDで録音するメリットの一番目は、メディアの入手に苦労しないこと、アナログテープのヒスノイズが無い事、アナログテープに比べてスペースユーティリティーを含め取り扱いが楽、と云った所でしょうか?音質面でもPCMに比べ気に入ってます。

最近のiPhoneやスマホに代表される音楽再生装置でのMP-3等の圧縮音源の音の悪さに悲観していましたが、少しずつ高音質配信がリスナーに理解されてきた現状には期待を持っております。

そんな中でDSDオーディオの音質は従来のPCM録音に比べると ”音の奥行き感”、”ダイナミックレンジ”、”ステレオ感”、等全てが好印象ですし、MP-3等の圧縮音源とは別次元の音ですね。ナチュラルな感じはDSDならではです。低域に関してはまだアナログテープには及びませんが、いわゆるPCM臭さが無いのが好印象です。

当社(amp'box Label)では昨年から高音質配信(配信元:e-onkyo music)を始めましたが、これにはDSDによる配信が最適だと感じています。今後、リスナーの機材環境が整えばさらにDSDオーディオの可能性は広がると思います。また、当社では音質面を考慮してDSD配信音源は5.8MHz、2.8MHz、ともにdB Technology社のD/AコンバーターのアナログOUTから、それぞれダイレクトにKORGのMR-2000S のIN PUTに入力し録音しています。コンピュータでのサンプリングのコンバートは行っておりません。

そして、DSDの5.8MHz、2.8MHzも共に配信音源の販売価格はPCM 96KHz/24Bitと同価格としDSDオーディオの普及に努めています。

AudioGateは現状ではDSD音源の簡易編集が出来る唯一のソフトウエアだと思いますが、amp'box Labelの配信音源の編集にも使わせて頂いております。また、色々なファイル形式に対応しているのも便利です。

 

amp'box Label の配信音源に関するサイト

 http://www.e-onkyo.com/news/25/
 http://www.e-onkyo.com/music/album/abx0033/
 http://www.e-onkyo.com/music/album/abx002/
 http://www.e-onkyo.com/music/album/abx0013/




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