KORG Legacy Collectionは、いつもシンセで作曲しているボクには本当にうれしいソ フトなんです。中でも、一番気に入っているのがPolysix。本物のPolysixは、貸スタ ジオによく置いてあったのでアマチュア時代に使っていたんですが、昔はモニター環境が良くなかったせいか、もう少しザラッとした音のイメージがあったんです。で も、KORG Legacy Collectionの音だと、サウンドにより暖かい膨らみが感じられて 「あれ?Polysixってこんなにいい音だったんだ!」って感動しましたね。ボクのお気に入りの音で、よく使っています。
WAVESTATIONも一時期使っていたんですが、音を合成するウェーブシーケンスが複雑で、本体の小さな液晶画面だとエディットがしづらかったんです。でも今回、パソコンの画面で視覚的にエディットできるようになって、本当に楽になっていますね。
それとオススメしたいのがLegacy Cellです。このアイディアは革命的! 複数のシンセを組み合わせられ、音作りの可能性が本当に大きく広がっています。MS -20とPolysixの音を合成して演奏できるんですよ! これと同じことを本物でやろう と思ったら一体いくらかかるんだ?って世界です(笑)。
ボクは作曲する際に、音色からインスパイアされてフレーズを思いつくことが多いんですが、今やリズムやフレーズを貼り付けて曲作りするソフトは当たり前で、いちから音色を作っていく本来の楽器的な製品は本当に少ないですよね。その点KORG Legacy Collectionは、音楽を作る楽しさを思い出させてくれるんです。アナログシンセを触ったことのない人でも、シンセの基本的な構造が理解できるので、初心者にはぜひ使ってほしいですね。それと、付属のMS-20コントローラーで音作りをする のも楽しんですが、PolysixやWAVESTATIONの音作りのことを考えると、MIDIコントローラーのmicroKONTROL使うことをオススメします。操作系が豊富でとにかく使いやすい。ボクもこれで作業しています。
最後に、コンテストの応募作品には、プロが思い付かないような、ムチャクチャな音を期待しています。KORG Legacy Collectionは、元のモデルではできなかったことができるわけで、自分だけのセンスで、今までになかったような新しいものをぜひ作ってほしいですね。頑張ってください。
提供:サウンド・デザイナー


都オススメのコントローラーmicroKONTROL。操作系が豊富で KORG Legacy Collectionとの相性もバツグン。標準鍵盤の最新モデル、 KONTROL49も発売される。 製品情報へ

MS-20+Polysix、MS-20×2など、複数のシンセを組み合わせられるLegacy Cell。 今までのシンセではできなかった音色が作り出せる 製品情報へ

エディットに必要なパラメーターがすべて画面に表示されるため、WAVESTATIONの音作りが断然やりやすくなった。 製品情報へ