コルグ・ミュージアム

コルグ・ミュージアム - 80's
DSS-1 Digital Sampling Synthesizer 1986年6月
 '73年3月 国産初の量産型シンセサイザー「miniKORG700」(発売当時の価格:¥120,000)を発売。当初の製品コンセプトは、電子オルガンの上に載せて使う第3の鍵盤であったため、コントロール・パネルが鍵盤の手前にあり、オルガン演奏中にシンセの音色を変化できるよう大きなレバーやスイッチを付けているのが特徴です。

DSS-1 (発売当時の価格: ¥298,000)

当時サンプラーがブームになり各社からサンプリング・キーボードやラックが発売されたが、サンプリングするだけでなく、さらにその音をシンセサイザーのパラメータで加工するところまでできたのがこのDSS-1。

音源作成プロセスは、サンプリング、倍音合成、ハンド・ドローイングの3つの方法があり、さらにトランケート、リバース、リンク、ミックス、ビュー/エディット・サンプル・データの5つの方法で音源素材をエディット。波形は最大16スプリットで鍵盤に割り当てられ、自在な設定が可能。

DSS-1は作った音源を本体に16種類までメモリー可能。この音源を素材にOSC1とOSC2の2系統オシレータにそれぞれ1つずつ選び、それに対してVCF、VCA、EGなど各パラメータで音色エディットを行う。そのパラメータの中にはサンプリングされた音を有効に加工するための特有なものがあった。たとえば、VCFは-24dB/Octのものを搭載していたが、「切れが良ければ良い」ではなくゆるやかなカットも行えるように-12dB/Octに切り替えられたり、また既製の楽器音の再生に有効なベロシティやキーボード・トラックでのEGのタイムのコントロールができる機能などである。

また、それまでのシンセサイザーのディスプレイは7セグメントLEDによってプログラムやパラメータのナンバーを表示するだけだったが、この機種以降はLCD(液晶)になり、プログラム・ネーム等を自由に付けられるようになった。

また、サンプリングしたデータをさらにコンピュータ上で詳細にエディットできるエディット・ソフトImagine(その後バージョンアップし、Imagine 2となる)、メモリー、SCSIポートを追加するレトロフィット・キット、サンプリング素材集のCDなど、多くのオプションも発売。

1987年6月には、DSS-1のメモリー等の仕様をアップさせたDSM-1デジタル・サンプリング・モジュール(¥348,000)を発売。


DSS-1と同時にステージ・ピアノのSG-1D、リズム・マシンDDD-1といずれもサンプリングの手法を採り入れたり活用できるモデルを発売し、話題となりました。

また発売直前の同年4月には社名を京王技研工業株式会社からからブランド名と同じ株式会社コルグへ変更し、現在に至っています。


 
 


1963 ドンカマチック

1970 試作一号機
1972 Traveler F-1 / VCF / Mr. Multi
コルグ
1973 miniKORG700
1974 800DV
1975 WT-10
900PS / SB-100
1976 PE-2000 / PE-1000
770
1977 M-500 / M-500SP
PS-3100 / PS-3200 / PS-3300
1978 MS-10 / MS-20 / MS-50
SQ-10 / VC-10
SE-500/SE-300

SD-400/SD-200

1979 Σ / Λ / Δ
X-911

1980 CX-3/BX-3
TRIDENT
LP-10
1981 Mono/Poly
Polysix
1982 POLY-61
SDD-3000
1983 POLY-800
SAS-20
1984 RK-100
DW-6000/DW-8000
1985 DT-1
1986 DSS-1
SG-1D/SG-1
1987 CONCERT C-7000
DT-1pro
1988 M1
A3
1989 T1/T2/T3

1990 WAVESTATION
A5
1991 01/W FD
SoundLink
1993 G1/G2/G3/G4/G5
X3
i3
1994 X5
WAVEDRUM
1995 Prophecy
TRINITY
PX1T
1996 WT-120調べ
N364/N264
1997 D8
1999 ELECTRIBE・A/R
TRITON
KAOSS PAD

 
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