Traveler F1は分厚い鉄板を曲げて作ったヘビー・デューティなルックスのペダル・エフェクター。一見するとギター用エフェクトのようだが、カタログでの製品名は”SYNTHESIZER Traveller F-1”と記載してあるように、主にピアノやその他鍵盤楽器に使用することを目的に製作された。当時現代音楽が次なる方向性を見いだすためにさまざまな新しい試みを行っている頃で、2つの音をかけあわせて混ぜるリング・モジュレータ効果が非常に注目を浴びていたのが開発の背景にある。搭載している効果(シンギング、ファズ)を選択するON/OFFスイッチ、効果のかかり方を調節するボリューム・ノブが付いている。トラベラー効果は、このボリューム・ノブでコントロールする。シンギングを選んで、トラベラー効果をかけると強力に発振し、歌い出すような効果となるので、エフェクト名を“シンギング”と名付けた。この効果は独特の超・強力なサウンドを生み出した。それもそのはず、F1を開発した弊社現監査役 三枝文夫は現在ビザール・エフェクト・マニア垂涎の的、伝説のエフェクター”Univibe”を開発でもあったのだ。その音がこのF1にも引き継がれている。
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V-C-Fは シンセサイザー(miniKORG700)のVCF部分を取り出し、単体のエフェクターとした製品。これも鍵盤楽器での使用をノブやトラベラーのスライダーなどをレイアウトした本体とペダルで構成。本体上のノブやスライダーでシンセサイザー的なパラメーターによる音の加工ができ、ブライト、レゾナンスなどの効果を出したり、ギターを接続してワウ・ペダル風に使うこともできる。入力した音量を検出し、効果のレベルを自動的にコントロールできるエキスパンドを使用すれば、ペダルを使わずピッキングの強弱でワウをかけることなども可能。
フェイズ・シフター、ワウ、ピーク・フリケンシーを2ポイント持つダブル・ワウの3つのエフェクトを1つにまとめたためMr. Multiと名付けたペダル・エフェクター。V-C-Fのペダル部の金型を利用しているので、形状はV-C-Fと同様。