コルグ・ミュージアム

コルグ・ミュージアム - 80's
Traveller F1 1972年2月 /
コルグのエフェクターの歴史は、音を加工する機能として試作1号機やコルグ・オルガンにも搭載し、鍵盤楽器に搭載して音に変化を与えるために開発したトラベラー機能に遡ります。このトラベラーを発展させてTraveler F1(発売当時の価格:¥18,900)、V-C-F(発売当時の価格:¥24,000)を発売。そしてV-C-F発売と同年にギター用ワウ、Mr. Multi(発売当時の価格:¥15,000)を発売。

Traveler F1(発売当時の価格:¥18,900)

Traveler F1は分厚い鉄板を曲げて作ったヘビー・デューティなルックスのペダル・エフェクター。一見するとギター用エフェクトのようだが、カタログでの製品名は”SYNTHESIZER Traveller F-1”と記載してあるように、主にピアノやその他鍵盤楽器に使用することを目的に製作された。当時現代音楽が次なる方向性を見いだすためにさまざまな新しい試みを行っている頃で、2つの音をかけあわせて混ぜるリング・モジュレータ効果が非常に注目を浴びていたのが開発の背景にある。搭載している効果(シンギング、ファズ)を選択するON/OFFスイッチ、効果のかかり方を調節するボリューム・ノブが付いている。トラベラー効果は、このボリューム・ノブでコントロールする。シンギングを選んで、トラベラー効果をかけると強力に発振し、歌い出すような効果となるので、エフェクト名を“シンギング”と名付けた。この効果は独特の超・強力なサウンドを生み出した。それもそのはず、F1を開発した弊社現監査役 三枝文夫は現在ビザール・エフェクト・マニア垂涎の的、伝説のエフェクター”Univibe”を開発でもあったのだ。その音がこのF1にも引き継がれている。

 

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V-C-F(発売当時の価格:¥24,000)

V-C-Fは シンセサイザー(miniKORG700)のVCF部分を取り出し、単体のエフェクターとした製品。これも鍵盤楽器での使用をノブやトラベラーのスライダーなどをレイアウトした本体とペダルで構成。本体上のノブやスライダーでシンセサイザー的なパラメーターによる音の加工ができ、ブライト、レゾナンスなどの効果を出したり、ギターを接続してワウ・ペダル風に使うこともできる。入力した音量を検出し、効果のレベルを自動的にコントロールできるエキスパンドを使用すれば、ペダルを使わずピッキングの強弱でワウをかけることなども可能。


Mr. Multi(発売当時の価格:¥15,000)

フェイズ・シフター、ワウ、ピーク・フリケンシーを2ポイント持つダブル・ワウの3つのエフェクトを1つにまとめたためMr. Multiと名付けたペダル・エフェクター。V-C-Fのペダル部の金型を利用しているので、形状はV-C-Fと同様。


 
 


1963 ドンカマチック

1970 試作一号機
1972 Traveler F-1 / VCF / Mr. Multi
コルグ
1973 miniKORG700
1974 800DV
1975 WT-10
900PS / SB-100
1976 PE-2000 / PE-1000
770
1977 M-500 / M-500SP
PS-3100 / PS-3200 / PS-3300
1978 MS-10 / MS-20 / MS-50
SQ-10 / VC-10
SE-500/SE-300

SD-400/SD-200

1979 Σ / Λ / Δ
X-911

1980 CX-3/BX-3
TRIDENT
LP-10
1981 Mono/Poly
Polysix
1982 POLY-61
SDD-3000
1983 POLY-800
SAS-20
1984 RK-100
DW-6000/DW-8000
1985 DT-1
1986 DSS-1
SG-1D/SG-1
1987 CONCERT C-7000
DT-1pro
1988 M1
A3
1989 T1/T2/T3

1990 WAVESTATION
A5
1991 01/W FD
SoundLink
1993 G1/G2/G3/G4/G5
X3
i3
1994 X5
WAVEDRUM
1995 Prophecy
TRINITY
PX1T
1996 WT-120調べ
N364/N264
1997 D8
1999 ELECTRIBE・A/R
TRITON
KAOSS PAD

 
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