先日Kireekのライブを拝見しましたが、すごく盛り上がっていましたね!楽しさがひしひしと伝わってきました。ヘッズが食い入るようにYASAさんとHI-Cさんの手元を見ていたのが印象的で、彼らにとってお2人は本当に良いお手本なのだろうと思います。Kireekは2004年に結成したと聞いていますが、それぞれDJをいつごろ始められたのですか?また、始めた時のヒーロー的なDJはいましたか?
HI-C(以下H):7〜8年前ぐらいかな。最初にやられたヒーローはDJ AKAKABEさん。かっこよすぎて俺もターンテーブリストになろうと思った。その後2001年に現れて世界勢力図をがらっと変えたdj KENTARO君。この人は俺のなかで永遠のヒーロー♪
YASA(以下Y):同じく7年くらい。当初ヒーローは師であるFENCER、その師であるAKAKABEもまさにヒーロー。KENTAROはヒーローというか俺の神にあたる偉人。俺がここまでやって来れたのはこの人がDJをしてくれているおかげと言っても過言じゃない。
お2人はターンテーブル、エフェクター、サンプラーなどを使って日本全国でプレイをされていますよね。ターンテーブリズムというと従来はターンテーブルとミキサーのみという感じであったかと思いますが、Kireek結成当初からこのようなセッティングでライブをしていたのですか?
H:お互いKP2を大会の賞品でもらってて個人でも使ってたんで2人でやり始めた時も自然と使ってました。で、その後サンプラー、VJ機器なども導入して今のスタイルに。
Y:そうやな。最初はKP2だけ。やりたいことの幅が広がって行くのと比例してちょっとずつ増えていきましたね。
一般に関西の音楽シーンはユニークだとよく言われていますよね?使用機材の点からみると、関西のDJシーンはどういった感じですか?例えばHIFANAのようにいろいろな機材を使う方とか、シンセサイザーを弾きながら(笑)DJプレイをする方とかはいますか?
H:ユニークなんですかね?ユニークな人は多いですけど俺らの周りで考えても使用機材はたぶん俺らがダントツに多い気がします。
最近X50 ミュージック・シンセサイザーを知り合いに借りたんでもしかしたら俺が弾いてるかも(笑)ほんでもKAOSS PADを使ってるDJは増えましたよ。
KAOSS PAD KP3をお使いいただいていますが、KP2に比べてどういう印象ですか?またお気に入りのエフェクト・プログラムや、使い方があったら教えてください。
H:まず見た目もかなり変わったし,パネル操作時に光がついてくるのがいい感じ♪クラブとか暗い場所でもめっちゃ目立つし。お気に入りはルーパーかな?13種類あるしKP2には無かった指を離したらディレイみたいに音が残るの(”Fx Release”機能)とかかなり刺激的&使いやすい♪俺らは映像も使うのでKP3エントランサーとかあったらとか思ってます、ってか作ってください(笑)
Y:PCにUSBで接続できて色々設定出来るのとかは未来を感じました。パッドに好きな文字を電光掲示板のように表示できたりとか(笑)すげ〜!!みたいな。
お気に入りは相方と同じルーパーでフランジャーと組み合わさっているの(Lop.6 ”Looper & Flanger”)にはだいぶハマってます。あとサンプルの音量をミキサーのチャンネル・フェーダーの感覚で調節できる所も◎
YASAさんは最近ミックスCD『SPACE TRIP』をリリースされましたね。ヒップホップ、テクノ、ジャングル、エレクトロニカなど、ジャンルをまたいで、BPMをまたいで(笑)、という、Kireekのライブに近く、様々な要素の音が入っていますが、制作中にKAOSS PADは使ったのですか?その場合どのように使ったのか教えてください。
Y:KP2を使ったんですが、録音の時リアルタイムにスクラッチしながらエフェクトかけたり、曲の変わり目にデコレーションしたり。10番”Flanger”、 30番”Hall Reverb”、50番”Tempo Delay”、60番”BPM Looper”をとくによく使いました。BPM Looperで音を捕まえてHoldして、ループ間隔をだんだん狭くして行ってそれをサンプリングしておいてその上からスクラッチを合わせたり、インパクトがあるようにスネアにホール・リバーブかけたり。KAOSS PADを使っていると色々アイデアが浮かんでくるんでホント重宝してます。

最近dj KENTAROさんが自身のアルバム「ENTER」をリリースされましたが、Kireekはいかがですか?今後の予定を聞かせてください。
H:俺らもやっぱり自分達の音作ってそれを現場でかけたいすね!!スクラッチしたりジャグしたりして♪それでお客さんが身をまかせて踊ってくれようもんなら、もう最高っすよね?KENTARO君もHIFANAもそうなんですけど作品かっこよくてさらに現場ではもひとつやばい!言う事ね?っす!やっぱり作品を生で演奏されたら普通の楽器じゃない分あがるし↑そんな漢になるように俺らも俺ららしく色々創作していきます〜♪
Y:うんうん。俺ら2人にしか出せない音楽を生めるように日々模索しております。予定は未定。出来たら聴いてください!